宮内庁長官 風岡(かざおか)典之 経歴 羽毛田(はけた)信吾長官 苦言 退任 [◆ ニュース]
宮内庁長官 風岡(かざおか)典之 経歴 羽毛田(はけた)信吾長官 苦言 退任
宮内庁の羽毛田(はけた)信吾長官(70)が5月末で退任することが分かった。風岡(かざおか)典之次長(65)が昇格する。次長の後任には山本信一郎・元内閣府事務次官(61)が就任する。皇室の医療の責任者である金沢一郎・皇室医務主管(70)も退任し、前労働者健康福祉機構理事長の名川弘一氏(60)が就任する。いずれも6月1日付。25日の閣議で正式に決まる。
風岡氏は国土交通事務次官を経て05年から宮内庁次長。羽毛田氏は旧厚生事務次官を経て、01年4月から宮内庁次長、05年4月から長官を務めている。08年12月に、陛下に皇統の問題で心労、心痛があると見られるなどと発言。09年12月には、天皇陛下と中国の習近平国家副主席の会見が、会見の申請は1カ月前までに行うという「1カ月ルール」を破って設けられたことで内閣を批判し波紋を呼んだ。
金沢氏は東大病院長などを経て02年に皇室医務主管に就任。03年の天皇陛下の前立腺がんの摘出手術、今年2月にあった心臓の冠動脈バイパス手術などを統括した。
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