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図書館 民間委託 指定管理者制度 導入 メリット デメリット [◆ ニュース]



図書館 民間委託 指定管理者制度 導入 メリット デメリット

無料で書籍やCDなどを借りることができる自治体の図書館。最近は、民間への委託や民間とのタイアップで、ますます便利な存在へと変貌を遂げているようだ。

 佐賀県武雄市は、年間1億4,500万円で運営する市の図書館を、全国でCD・DVDレンタル店舗「TSUTAYA」を展開するカルチュア・コンビニエンス・クラブへ業務委託することで基本合意に達したと発表した。

 これは公共施設の管理・運営を、民間のノウハウによって、サービス向上とコストの削減をとする改正地方自治法の指定管理者制度を導入したもの。合意された計画案によると、委託後の図書館は大きく変わる。例えば開館時間は、現行の午前10時から午後6時が午前9時から午後9時となり、しかも年中無休。また閲覧書籍も約8万冊から20万冊に増え、さらにカフェ・ダイニングの併設も予定されている。コスト面では、約1割削減が見込めるという同委託、個人情報の管理や職員の雇用問題など、細部の調整はまだこれからだが、来年4月スタートを目標に着々と実現に向けての準備が進められている。

 図書の検索はインターネット、そして貸出や返却は、時間を気にする必要のない場所でというサービスもある。高松市図書館(香川)では、コンビニエンスストア「サンクス」とタイアップ。今年2月から、市内のサンクス塩上町店の営業時間内であれば、同図書館の登録カード所有者がウェブサイトで予約した書籍やCDをいつでも受取り・返却できる「予約資料貸出サービス」が始まった。

 同様のサービスは、すでに横須賀市立図書館(神奈川/対応は「ファミリーマート」「デイリーヤマザキ」・各1店舗)や、串間市立図書館(宮崎/対応は「ファミリーマート」・2店舗)、所沢市立所沢図書館(埼玉/対応店舗は「ファミリーマート」・7店舗)でも実施されている。

 新たな試みで成功例が出れば、利便性の良い図書館がさらに広がっていく可能性もある。今後の動向に注目したい。



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